合コン

といっても、合同コンパのことではなくて、合唱コンクールの略称。
子どもたちの間での略称はわからないことだらけ。
スクールバッグ→スクバ、シャープペンシルの替え芯→シャーシン、
紺のハイソックス→コンソなどなど。

クラス対抗の合唱コンクールなので、直前の一週間は早出で練習をしていた。
会場が学校の体育館で、それなりに聴けた。
受験を控えた中三生が、年上のせいなのか、やはりうまかった気がする。
各クラスとも課題曲・自由曲、2名のピアノ伴奏者がいて、
それぞれが音色が異なっていて、それはそれでよかった。

ただし、うちの子どもは前日からの体調不良で、がんばって参加はしたが、途中リタイアとなる。
腹痛じゃ力、入んないしなあ。
ラストのブラスバンド部の演奏までしたかったが、病には勝てず。
それまでの努力が水泡と帰してしまう。
なんだか大事なポイントでヘタレになってしまうのが、クセにならなきゃいいが。

こういうことは受験勉強の役に立たないので、割愛されるのか。
伝統行事だし、参加協力することは内申書にもプラスポイントになるので、
継続したいのか。よくわからない。

中学が高校の予備校で、高校が大学の予備校なら、大学は会社の予備校で、
会社は何の予備校なのか。結局、一生、プリパラトリー状態。
モラトリアム世代は永遠に不滅ですってことになるのだろうか。

学校が週休二日制を導入してやり繰りが厳しいのなら、
以前のように土曜日半ドンにすりゃいいだけのこと。
先生は不満に思うかもしれないが、だったら、
工場のように交替で土休が取れるように、代用教員などで補充すればいい。

帰り道、うなだれて歩く子ども。
街路樹のハナミズキもなんとなく枯れモードに入ってきた。