ジッちゃんの名にかけて

っていうのは漫画『金田一少年の事件簿』の主人公の男の子。
名探偵金田一耕助の孫だった。
ちなみにジッちゃんのナニかけて、ではない。
それじゃエロビデオになってしまう。

安部総理も、そうなのかと、
●立花隆:新総理 安倍晋三が受け継ぐ“妖怪”岸信介の危険なDNAを読んで、そう思った。

安倍は、戦後民主主義国家日本というものを、基本的に否定的にとらえ、この国を
作り直さなければならないと考えている。どこを作り直さなければならないのかとい
うと、何よりも憲法だという。ということは、憲法は国家のあり方の基本を定める根
本法典だから、この国のあり方が根本的に気にくわないということである。気にくわ
ないからこの国のあり方を根本的に変えてしまおうというのである。

昨日の国会の答弁の「A級戦犯」だって、ジッちゃんがそうだったわけで、そのあたりを民主党がチクチクと。
何かそのルサンチマン、平成の岩窟王的なものが、一体、ぼっちゃんのどこに眠っているのだろう。

小田嶋隆がいつだったか、朝日新聞の論説かなんかでで「いまださめず岸の家」ってフレーズで
締めていて、うまいっ!と膝を打ったけど、やはり、そうなんだ。

押しつけられたかどうかは知らないが、憲法だけ自前でなきゃならないという法はない。
だったら、中国から朝鮮半島経由で来た漢字などあらゆる文化は返上しないと。

ぼくは旗を立てるよりも「金子(きんす)をはずみますからお許しくだせえ、アメリカ様」っていうのが、
なんか百姓根性でいい。未来永劫、ずうっとヘタレでいいって思っている情けないヤツ。

この国を良くしてはもらいたいけど、作り直してほしいなんてミジンもない。
晋三の「晋」は、長州の偉人・高杉晋作に由来しているらしいが、
安部普三と「普通」の普の字に改名して
ついでに「美しい国」から「普通の国」へ変えりゃいいのに。

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