で、次は

 

玄関先に置いておいたバナナの冷たさ。
南国生まれのバナナ、凍死事件。
明け方は冷蔵庫より気温が低いかもね。

なんだかんだで3記事で一万文字を書く。
頭から湯気が出る感じ。

で、次は音声データを起こさないと。

『反脆弱性ナシーム・ニコラス・タレブ著。
上巻を読み終え下巻へ。
ハードカバーを電車で読むのは
ちと苦痛だが、何せ『ブラック・スワン』の著者。
タレブ節はパワーアップして毒を吐く。
たまらんのです。
ひねくれ者はひねくれ者が好きか嫌いか、どちらか。
後日、レビューへ。
タイトルは「高慢タレブ」(予定)。

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to be continued

白骨〈上〉 (犯罪心理捜査官セバスチャン) (創元推理文庫)

白骨〈上〉 (犯罪心理捜査官セバスチャン) (創元推理文庫)


白骨〈下〉 (犯罪心理捜査官セバスチャン) (創元推理文庫)

白骨〈下〉 (犯罪心理捜査官セバスチャン) (創元推理文庫)

 

極寒の中、妻子は某パワースポットへ。
仕事して料理して洗濯物乾かして。
テレビで「大阪国際女子マラソン」を合間に視聴。
最初の頃はダイエーがスポンサーだったと
記憶している。

パチンコ店には強盗が押し入らないが
パチンコ景品交換所には押し入る。
仮想通貨と仮想通貨取引所の関係も似ている。
SNSで噂は野火のように広がる。

『白骨 犯罪捜査官セバスチャン』上下を読む。
突然発見された「六体の白骨死体」。
シリーズも3作目となると
メインキャラも固まってますます快調。
隠蔽されたことをいかにひん剥いて真実なり
真犯人を捕まえるのが警察ものの神髄。
殺人捜査特捜班もそれぞれに
悩みを抱えつつ任務を遂行する。

セバスチャンも本作では毒気が抜けたようで
なんかいい人みたいなところが不満ちゃー不満。
女好きセバスチャンは自分から迫るのは得意だが
迫られるのは不得意。
ストーカー然とした不気味な女性が
本性をちら見せしたところで
次作へ to be continued。

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信用しない 発見する

かくて行動経済学は生まれり

かくて行動経済学は生まれり

 

『かくて行動経済学は生まれり』マイケル・ルイス著を読んだ。
心理学から経済学をとらえた新しい学問、
行動経済学がどのように学問として成り立っていったか。
二人の真逆な天才、ダニエル・カーネマンとエイモス・トヴェルスキー。
出会いからお互いの道を歩むようになった経緯。
エイモスの惜しまれる病死。
最後はカーネマンがノーベル経済学賞の知らせを受けるところで終わる。

各章のタイトルが行動経済学の考え方を端的に伝えている。
「専門家はなぜ判断を誤るのか」
「直感は間違える」
「脳は記憶にだまされる」
「説明のしかたで選択は変わる」
などなど。

ダニエル・カーネマンは信用しない」
「エイモス・トヴェルスキーは発見する」
だから徹底的に実験をする。
そこから人間が決してロジカルに動かないことを知る。
ヒューリスティック、バイアス。
最終的に既存の経済学に風穴を開ける。
二人でネタをつくる漫才師か漫画家のように
理論を構築した。
賞賛と批判が高まる中、
エイモスが脚光を浴びる。
二人で考えたのにと面白くないカーネマン。
このあたりの人間くささを描いているのも良い。

建国間もないイスラエルのことも知ることができる。
戦後、突如、できた国。
周囲は敵とはいわないが、味方ではない。あ、敵か。
第二次世界大戦で凄惨な体験をした若者は国を守るために
入隊する。二人も。
そこでは心理学もPTSDの研究よりも
勇敢に戦う兵士に改造するためのものとして研究されたようだ。

記憶する自己は独裁者 - うたかたの日々@はてな


この本を読んでから読むといいい。

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久々に今日の五首

amazonから キャットフードの案内 でも もう 猫はいない

Facebookから 知り合いではありませんか 知っているけど もう 彼はいない

渋谷という谷が ムーミン谷かよ 雪が降り積む夜

天井裏に棲む輩 その脳内に怪物が棲む

道端の 雪の小山を 踏みつける 子らの眼に 光り刺す

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測るのが怖い

日曜日、スーパーへ行くと雪かき用スコップが
売っていたので買う。
雪の日前の駆け込み需要か。
と思ったら、客はそうでもなかった。

いい気になって図書館に予約した本が重なって
来ましたメールが届く。
その一冊『かくて行動経済学は生まれり』マイケル・ルイス著を
休憩時間に読む。
ダニエル・カーネマンとエイモス・トヴェルスキーの評伝。
カーネマンの自伝は読んだけど。
心理学から行動経済学が生まれた経緯などがわかるんだろうね。
まだ全部読んでないからわからないけど。

ダニエル・カーネマン第二次世界大戦で悲惨な体験をして
それが「信用しない」という生きるスタンスを会得する。
詩人の石原吉郎シベリア収容所体験と同じだ。
死にそうな目に遭って人間の本質を見つめたのだろう。
「信用しない」そうすればバイアスなどにもひっかからない。
行動経済学の用語に「コンコルド効果」「コンコルドの誤謬」がある。
わかっちゃいるけどやめられないってこと。
コンコルドが消滅したので
ビットコイン効果」「ビットコインの誤謬」に
改めればいいのに。

根を詰めると血圧が上がる。肩もパキパキ。
測るのが怖い。

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終わらないものはない

影が行く―ホラーSF傑作選 (創元SF文庫)

影が行く―ホラーSF傑作選 (創元SF文庫)


引き続き、原稿を書く。見事なまでの大幅な直し。
つーか、頭を切り替えて
新しいのにとりかかる気持ちの方が速い。
頭はわかっているが、体がいやがっている。

『影が行く』P.K.ディック、D.Rクーンツ他
中村融編著を読む。
「名作ホラーSF13編」
看板に偽りなし。

『影が行く』ジョン.W.キャンベル.ジュニア
南極のシーンは映画『遊星からの物体X』を思い出す。
不気味な異星人。こいつが化ける。
どいつが本物で、どいつが偽物で。


『群体』シオドア.L.トーマス
都会の掃きだめで成長する群体。
次々と人間を丸呑みして膨張する。

 


『吸血機伝説』ロジャー・ゼラズニイ
「石からでもロボットからでも血を吸い取れる」
吸血機械というのがみそ。
なんとなくスチールパンクぽくて
かっこいい。

『唾の樹』ブライアン.W.オーディス
作者の『地球の長い午後』は今でも好き。
ウェルズも出てくるレトロで達者な作品。
ディズニーシーでノーチラス号に入ったときの
感じ。

 

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ペルソナ


ちょっと臨戦状態。
Web会社の人からのチャットで「ペルソナ」と書いてあった。
検索したら、ターゲットのことをいまはそう呼ぶらしい。
ペルソナ、仮面、パーソナリティ。
ベルイマンの映画かと思った。伝わらないボケ。

景気づけに民謡クルセイダーズの動画を。
ピーター・バラカンのラジオ番組で知った。
民謡とラテン、サルサ、ソウルとの融合。
ノレます。
ノリノリでキーボードをたたくぞお。

通勤本は『白骨 上 犯罪心理官セバスチャン』を読了。
『影が行く』P.K.ディック、D.Rクーンツ他
中村融編著。
『影が行く』は映画『遊星からの物体X』の原作。

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